研究室公開

OPEN LABORATORY

物理が開く新しい世界
応用物理学コース

04

"超伝導"を使った量子コンピュータ

マイナス200℃の世界を体験してみよう!

山下・加藤研究室

EXHIBIT

オープンキャンパスでの展示

液体窒素で冷やした超伝導体の磁気浮上を体験し,超伝導量子ビットの観察ができます。

超伝導とは、ある温度以下で電気抵抗がゼロになる現象です。世界中を超伝導ケーブルでつなぐと、ロスなく電気を送ることができ、大幅な省エネになります。しかし、現在のところ液体窒素での冷却が必要です。展示では、冷やした超伝導物質を磁石のレール上に浮揚させて走らせたりとマイナス196℃の世界を体験します。また研究室で開発中の超伝導量子ビットを観察してもらいます。

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超伝導スピントロニクス素子を用いた量子コンピュータの研究開発

超伝導量子コンピュータの実現を目指し、「π接合」と呼ばれる超伝導体と強磁性体が融合した超伝導スピントロニクス素子を利用した量子回路の研究開発を進めています。

新しい高温超伝導物質(究極的には室温超伝導物質)の探索的研究

室温超伝導物質の発見をめざして、新しい高温超伝導物質の探索的研究を行っています。そのために、電気化学的合成や低温合成等の手法を開発し、通常では合成が困難な物質の合成にチャレンジしています。