研究室公開

OPEN LABORATORY

先進マルチメディア情報知能システム
情報工学コース

  • 05

    青木・伊藤(康)研究室

    コンピュータの目を創る

    高性能で安全なコンピュータと知能情報処理 

    デジカメを用いた高精度な3次元形状復元体験,生体認証デモなど

    人の動きを高精度かつリアルタイムで認識するロボットを実現するためには、現在のコンピュータの能力をはるかに越える新しい原理のコンピュータ(ハードウェア)を作り上げること、さらに、画像を構成しているピクセルとピクセルの間の見えない情報を読み取る新しい画像処理アルゴリズム(ソフトウェア)を作り上げることが必要です。私たちの研究室では、このような、ハードウェアとソフトウェアの最新の研究成果を紹介します。研究室ホームページにオープンキャンパス用の研究紹介ページがあるので、こちらもご覧下さい。

  • 05

    張山・ウィッデヤスーリヤ研究室

    知能システムの頭脳を作ってみよう!

    医療情報処理,IoT情報処理,ビッグデータ処理,人工知能 

    ロボットの頭脳に相当するスーパーコンピューティング処理に関するポスター展示

    知能をシステムに組み込んだ新しい応用の開拓,特に日常生活空間において人間を支援するためのリアルワールド応用のための,ハードウェア・ソフトウェアプラットフォームを構築することにより,知能ロボットシステム,高安全システム,医療支援システムなどに関わる基盤技術を開発しています.

  • 05

    住井・松田研究室

    「ちゃんと動くコンピュータ」のために

    数学的理論にもとづくソフトウェアづくり 

    コンピュータ・ソフトウェアについて数学的に考える

    携帯電話やゲームから金融、医療、自動車に至るまで、世の中のすべてのコンピュータは「プログラム」に従って動いています。プログラムが間違っていればコンピュータは正しく動きませんし、逆にプログラムさえ書けば良いことも悪いこともできます。この展示では「再帰」により「フラクタル図形」を描いたり、「なりすましメール」を送るプログラムとともに、プログラムの「正しさ」を数学的に「証明」等するための理論や技術の研究を紹介します。

  • 05

    周・鈴木研究室

    アルゴリズムの知られざるチカラ

    君は最強のアルゴリズムに勝てるか!? 

    アルゴリズムのすごさを体感しよう

    数学の問題の答えは1つですが,解く方法は1つとは限りません.問題の解き方によって,簡単に解けたり,すごく時間がかかったりします.コンピュータが問題を解く方法を決めるのが「アルゴリズム」です.なので,アルゴリズムが変われば問題を解決する時間が変わります.パソコンやスマホがサクサク動くかどうかもアルゴリズム次第.アルゴリズムは,今やあらゆるシステムに導入され,システムの信頼性や高速性を握る重要な鍵となっています.

  • 05

    篠原・吉仲研究室

    人工知能と文字列処理

      

    文字列の秘密をゲームで解き明かそう

    私達の研究室では,文字列学・人工知能・ゲーム情報学を3つの柱として研究を行っています. オープンキャンパスでは,研究室所属の学生といっしょに,高速文字列検索の仕組みをインタラクティブに学べる Stringpedia を体験したり,いろいろな文字列を正しく分類できる装置を組み立てたり,ゲームの必勝法を考えたりしてみましょう.

  • 05

    (鈴木)・坂口・乾研究室

    自然言語処理:言葉がわかる人工知能

    体験しよう!人工知能の最前線 

    自然言語処理技術を応用した、言葉が分かるコンピュータの体験型デモ

    言葉が分かるコンピュータを応用したシステム・サービスを紹介します。乾研究室では、楽しい会話ができる対話ロボット、英語論文の執筆を支援するシステム、記述式試験の採点をサポートするシステムなどを開発しています。

  • 05

    木下・西研究室

    ヒトゲノムで健康になろう

    あなたはお酒に強い遺伝子?弱い遺伝子? 

    ゲノム配列をアルコールパッチテストで推定しよう!

    30億塩基のDNA配列からなる人のゲノムは,個人の間では300万カ所も異なっており,個人がどのような体質を持つかを決定しています.現在,個人ゲノムの解読コストは簡易解読で1万円,詳細解読でも30万円ほどであり,この個人のゲノム配列を正しく理解し利用していくことが喫緊の課題です.本展示ではアルコールパッチテストと行うことで,ゲノム配列の一部を予測してみます.また,ゲノムをどのように理解して薬の設計や予防医療に繋げるか,その技術開発のポイントを分かりやすく解説します.

  • 05

    田中研究室

    量子アニーリングが未来を変える

    量子力学と機械学習が織りなす情報処理 

    量子アニーリングを用いた遊園地巡回問題のデモ

    最適化問題は機械学習など実社会の様々な場面に登場する問題であり、効率の良い解法を開発することは非常に重要な問題です。本研究室ではミクロな世界の物理法則を記述する量子力学を用いた最適化手法である、量子アニーリングに関する研究を推進しています。展示では、最適化問題の一例として、遊園地を効率よく最大限楽しむためにどのようにスケジュールを組めばよいのかを、実際に量子アニーリングマシンを用いて最適化問題を解くことにより明らかにします。

  • 05

    加藤(寧)・川本研究室

    未来の情報通信技術

    地上-空-宇宙ネットワークが切り開く次世代の情報社会 

    無人機が創り出す未来の通信

    あらゆる機器がネットワークにつながるIoT時代が到来したことをきっかけに、様々なサービスの可能性を切り拓くことが期待されるドローン。そのドローンには、映像伝送におけるリアルタイム性の向上を可能とするための先端情報技術が求められています。私たちの研究室では、ドローンによる最新リアルタイム映像伝送システムの実現を目指して研究しています。

  • 05

    菅沼・後藤研究室

    安全なネットワークの実現に向けて

    秘密計算~気まずくならない告白って?~ 

    気まずくならない告白って?

    友達同士の二人がいて、付き合うかどうかを決めたい場面を考えよう。秘密計算という暗号技術を使うと各々の答(YES/NO)を秘密にしたまま、交際成立か不成立かだけを計算でき、たとえ不成立でも気まずくならずに済みます。そして実は赤と黒のカードを使っても手軽に計算できます。

  • 05

    伊藤(健)・全研究室

    実社会で役に立つ数学

    数理的な解析・評価による情報システム設計 

    本研究室では、数理システムや数理モデルの理論的な解析や評価を行い、それに基づいた情報システム設計を導くことをテーマにしています。 グラフ理論や組合せ理論などに代表される離散数学をメインに、理論計算機科学及び組合せ最適化技術を要素技術として持ち、さまざまな科学分野に応用しています。

  • 05

    大関・工藤研究室

    量子アニーリングが未来を変える

    量子力学と機械学習が織りなす情報処理 

    高校生の皆様!東北大学工学部の講義はこれだ!

    量子アニーリングを中心として、物理学を利用した情報科学の研究室です。物理学や数学、情報科学を組み合わせることで、社会問題の解決につながる研究を行っています。 オープンキャンパスでは、研究室メンバーのサポートで、実際のプログラムを用いて量子アニーリングを駆使した社会課題の解決を体感してみましょう! また、学生による研究発表を行います。最先端の研究に触れることができます! 来場者特典もたくさん用意して待っいます!ぜひ電子情報システム・応物系3号館4Fまでお越しください!

  • 05

    鈴木(潤)研究室 

    より賢い人工知能を創る

    人工知能を構築・活用するための基礎理論 

    人工知能技術×社会の今を支え、未来をつくる基盤研究

    近年は実社会における実用技術として大衆化した人工知能技術。世界を便利に変えていく一方で、深層学習が有益な知識をデータから獲得し活用する一連の計算の意味を人間が解釈・説明することの困難性や、扱うデータの偏りから生じる公平性に関する課題など、日々新たな研究課題も生じています。人工知能技術にまつわる新旧様々な課題に対して理論的かつ経験的に検証と分析を重ね、諸課題の原理や本質を明らかにすることが私たちの挑戦です。オープンキャンパスでは私たちの挑戦の最先端、人工知能技術を支える基盤研究を展示します。

  • 05

    水木研究室

    暗号プロトコル論

    カード組を用いた秘密計算 

    気まずくならない告白って?

    友達同士の二人がいて、付き合うかどうかを決めたい場面を考えよう。秘密計算という暗号技術を使うと各々の答(YES/NO)を秘密にしたまま、交際成立か不成立かだけを計算でき、たとえ不成立でも気まずくならずに済みます。そして実は赤と黒のカードを使っても手軽に計算できます。

  • 07

    (菅沼)・阿部研究室

    人、モノ、社会、街と共生するサイバー空間

    現実・仮想空間を融合したコミュニケーション 

    現実・仮想空間を融合したタウンマネージメント支援システムのデモ

    人、モノ、社会、街と共生するサイバー空間の実現を目指した研究開発の成果として,現実・仮想空間を融合したタウンマネージメントアプリケーションのデモを行います.具体的には,街中に埋め込まれた様々なセンサから得られるデータを蓄積し,プライバシに配慮しながらそれらを分析・解析して,タウンマネージメントに有用な情報を生成・提供するプラットフォーム,およびそのプラットフォームを利用したVRアプリケーションを、HMD(Oculus Rift)で体験できます。

  • 07

    (坂本)・曽研究室

    我々は何を見ているのか

    視覚と視環境 

    人間の視覚機能の理解

    環境に柔軟に適応できる人間の脳機能を知ることは,工学を含め我々を取り巻く環境のデザインや評価にとって最も重要な課題のひとつです.塩入・栗木・曽研究室では,視覚系の働きを探求し,その成果に基づく人間工学,画像工学などへの応用的展開を目指した研究を行っています.人間の視覚特性を知るための心理物理学的実験を中心に脳機能測定やコンピュータビジョン的アプローチを利用しています.

  • 07

    北村・藤田研究室

    未来のインタラクティブコンテンツ

    人,情報,空間を繋ぐインターフェース技術 

    人,情報,空間を繋ぐインタフェースに向けたセンサ,ディスプレイ技術

    インタラクティブコンテンツは,利便性や快適性だけではなく,感動や喜びなど,さまざまなポジティブな要因を与えてくれます.そこで私たちは,人,コンピュータ上のコンテンツ,入出力装置やインタラクションに加えて,それらを取り巻く空間までも考慮して,インタラクティブコンテンツの「創る,使う,便利にするための技術」,「人との関係を考える」,「世の中で活用してもらう方法」などの研究を進めています.

  • 07

    坂本研究室

    快適な音環境・高度な音響通信技術の実現

    リアルな音コミュニケーションを目指して 

    快適な音環境・高度な音響通信技術の実現

    聴覚情報は人間は普段から生活し互いにコミュニケーションを取る上で極めて重要な感覚情報であり,その知覚メカニズムは新しい通信システムの構築においても重要な基盤となります.本研究室では,人間の聴覚情報処理の仕組みを明らかにし,どんな環境でも快適に通信できるシステムを作り上げることを目標としています.この研究を進めることにより,うるさい所でも聴きやすい音声の提示が可能となったり,コンサートホールで演奏された響きのある音楽などを自宅に居ながらにして体験することができるようになります.

  • 07

    堀尾研究室

    ブレインモルフィックコンピューティング

    新しい脳型コンピュータを目指して 

    脳型コンピュータの開発

    人間や動物の脳は、パソコンなどのデジタルコンピュータとは全く違う方法で、様々な情報を効率よく処理していると考えられています。例えば、脳にはプログラムは無く、学習によって知識を蓄えます。また、意識的あるいは無意識的な処理を巧みに使っています。本研究室では、このような脳の仕組みに学んだ新しいコンピュータの開発に取り組んでいます。例えば、近年注目を集めているリザバーコンピューティングに、高次元カオスダイナミクスを導入した、カオスニューラルネットワークリザバーを提案しています。

  • 07

    中野研究室

    ヒトとコンピュータのギャップを埋める

    プログラミングに対する形式的アプローチ 

    コンピュータの無限の動作を有限の時間で保証する

    ヒトはコンピュータに実行してほしいことを伝えるためには「プログラム」を記述しますが,そのプログラムが意図通りに動作することを確認するのは簡単ではありません. 多くのプログラマはいくつかの入力について試験的に実行することで確認するだけです. しかし,それで本当に正しいと言えるでしょうか? 実際の入力には無限の可能性があり,いくら実行してもこの方法では確実に正しいとは言い切れません. この展示では入力に無限の可能性がある場合でも,有限時間でプログラムの正しさを確認する方法を紹介します.

  • 07

    長谷川研究室

    ヒトとモノが自在に繋がる未来を目指して

    IoT社会を支える情報ネットワークアーキテクチャ  

    ヒトとモノが自在に繋がる未来を目指して

    インターネットは、 1960年代にその原型が誕生して以来、アーキテクチャをほとんど変えないまま高速・大規模化しており、桁違いに多くのデバイスが接続する将来のIoT社会では、アーキテクチャ的な限界を迎えることが危惧されています。当研究室では、そのような問題を打ち破る新しい情報ネットワークアーキテクチャの実現を目指し、高性能・高可用情報ネットワーク、仮想化ネットワーク/システム設計・制御技術、IoT/モバイルネットワークデザイン等の研究開発に、理論と実践の両面から取り組んでいます。

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